飲食日記
2004年3月13日
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 寝坊。もろみしぼり酢のみ。


 近所の蕎麦屋で鴨せいろ。


 鳥そぼろの三色丼。蕗と姫筍の煮物。菜の花のみそ汁。キムチ。瓜の醤油漬け。
 食後、棒茶と共にBolivar Royal Corona. 2001年物。そろそろ3年目を迎えるということもあってかなりこなれてきている。とはいえBolivar、濃厚でアーシィ。土っぽさの奥に隠れるように潜んでいる甘みが美味。

 深夜
 イタリアの赤ワイン3杯。モルト2杯。Partagas 8-9-8 Unvarnished. 1999年物。この葉巻、何年か前に香港のシガーショップで箱買いして、その時は「しまった」と思ったことがある。それ以来、買おうと思ったこともなかったのだが、今回、オランダのある業者が「旦那、このバッチの8-9-8 Unvarnishedはお薦めですぜ」とメールを送ってよこしたので、騙されたつもりで購入した。
 点火して「あれ?」。一服、二服とふかして「あれれ?」。旨いのだ。記憶にある同じ葉巻の味わいとは大違い。ナッティで香ばしく、蜂蜜を思わせる甘さと、このブランドにしては軽快な風味が心地よい。難をいえば奥行きがないのだが、なに、これぐらい旨ければ文句はない。脂したたる肉食の後にはそぐわないかもしれないが、普段吸いにはもってこいだ。信頼している業者の言葉はやっぱり信用しなくちゃな。良い買い物をした。

本日の喫煙本数−−30本。

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2004年3月14日
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 もろみしぼり酢。黒糖一かけ。


 昨日の鳥そぼろのあまり。コンビニで購入したひじきとレンコンの煮物、しらすと小松菜のおひたし。焼き海苔。キムチ。瓜の醤油漬け。菜の花のみそ汁。


 海老とキュウリのチリソース。豆苗のニンニク炒め。納豆。キムチ。瓜の醤油漬け。タマネギと絹さやのみそ汁。
 食後棒茶と共に、Cohiba Siglo V.

 深夜
 イタリアの赤ワイン3杯−−なんとなく開けたのだがあまりの美味しさにラベルを確認すると、友人と共同購入した特別なワインだった。夜、漫然と飲むために開けるべきワインではない。失敗した。久しぶりのラガヴリンの16年もの。うーん、ラガヴリンは旨い。葉巻はPunch Churchill. 最近思うに、葉巻はチャーチルまでの長さが限度だ。ダブルコロナは必要ない(わたしには、という意味だが)。ウィスキーと葉巻を味わいながら、スカパー!で久々に『男たちの挽歌』を堪能する。この映画の狄龍と周潤發は本当に格好良い。

本日の喫煙本数−−30本。

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2004年3月15日
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 朝 もろみしぼり酢。黒糖一かけ。


 鮭と小魚の佃煮のお握り、一個ずつ。ほうれん草とシイタケの胡麻和え。キムチ。瓜の醤油漬け。梅干し。タマネギと絹さやのみそ汁。


 久々に大田原牛ハンバーグを食しに出かける。野菜のスープ。フランクフルトソーセージ。ハンバーグ300グラム。フランスの赤ワインボトル半分。フランクフルトが旨かった。ハンバーグはもちろん。腹一杯と思いつつ、最後の脂混ぜご飯まで平らげて、終了。食後、コーヒーと共にCohiba Especial. 大田原牛の脂と濃密な煙が溶けあって昇天。
 お店の人によると、先週、このページを読んでどうしても食いたかったと、九州から来た客がいるとか。頑張ってるなあ。「テレビや雑誌より、馳さんのHPを見て来たっていうお客さんの方が多いんですよ」ともいっていた。みんな、頑張れ。なんのこっちゃ。
 帰りに、すき焼き用の割り下と旨そうなネギをお土産にもらった。明日の夜はこれでカツ丼を作ろう。

 深夜
 ラガヴリン3杯。Bolivar Lonsdale.

本日の喫煙本数−−30本。

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2004年3月16日
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 もろみしぼり酢。黒糖一かけ。


 讃岐うどん。具はモズク、ネギ、タラバガニ風味の蒲鉾。


 昨日いただいた割り下とネギを使って計画通りにカツ丼。いやあ、これがすき焼きの割り下かと思うほど透明で上品な割り下をカツの衣が吸いこんで、ご飯にも適度に染みこんでうまいこと、うまいこと。大田原牛の脂も入っていて、きっちりコクもある。堪能しました。
 食後、棒茶と共に、Vegas Robaina Famoso.でまったり。

 深夜
 ポートワイン2杯。ラガヴリン3杯。Partagas 8-9-8 Varnished. Saint Luis Rey Serie A. を立て続けに。

本日の喫煙本数−−30本。

また明日より地獄の日々が再開されるので、1週間ほど休みます。

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